予告先発で「巨人有利」

2012年03月13日 14時00分

 本紙がスクープ(2月4日付)したセ・リーグの予告先発導入が正式決定した。パ・リーグとの交流戦を含む144試合で実施される。昨季まで2年連続減少している観客動員数に歯止めをかけるための切り札として期待されるが、果たしてセの野球に変化は起こるのか——。

<巨人>予告先発の導入決定でグッと有利になったといわれるのが巨人だ。白石興二郎オーナー(65)は8日の臨時理事会後、原辰徳監督(53)から昨年末の会談で「プロ野球人気を盛り上げるために、何とか実現できないでしょうか」と、予告先発導入を“直訴”されたことを明かした。この時に原監督は、他球団との足並みが揃わなくても一部球団だけで先行して導入したい考えを示すなど、強いこだわりをみせたという。

 

 予告先発導入となれば右、左用のオーダーが組め、巨大戦力の巨人に有利に働くことは確実だ。原監督は過去にも、日本シリーズの監督会議で予告先発導入を訴えており「どうして君の新聞は(中日の)先発予想を外してばかりいるんだ!」と担当記者にやつ当たりしたことも。この日は「我々の全力プレーに興味を持ち、魅力が出てくれれば」とコメント。制度導入を一番喜んでいるのは、この人かもしれない。

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