中日ドラ4左腕の福“レジェンド昌になりきる”

2016年01月23日 10時00分

福(左)は小笠原と雪玉を作ってにっこり

 中日ドラフト4位の福敬登投手(23=JR九州)が昨季限りで引退した偉大なOB・山本昌氏(50)になりきるつもりでいる。「勝手な印象なんですけど(山本さんと)似ている部分があるんじゃないかなと思ってるんです」(福)

 

 同じ左腕で背番号34を引き継いだ。さらに山本氏は高卒5年目で米国に野球留学をして、その才能が花開いた。福も高卒5年目でプロ入りとなったことに縁を感じている。「転機も5年で同じ。いい意味で思い込みも大事なので、一緒なんじゃないかなと思うようにしているんです」とレジェンドになれると自分自身を“洗脳”しているのだ。

 

 そのためにやっていることの一つが山本氏の教えを日々かみしめること。12日、都内で開催された新人研修会で山本氏は「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」のテーマで講演。福は強い感銘を受けたという。「特に一軍と二軍の差という話はなるほどと思いました。調子が悪いときでも抑えるのが一軍。調子の良いときだけ抑えるのが二軍。平均点の差ということでした。自分は悪いときに、いかに調子を上げるかしか考えていなかった。いい時を見すぎていた」

 

 講演で聴いた話はすべてノートにメモ。これを持ち帰り、寮の部屋で「これは大事」と思った言葉を新たにチョイスしてルーズリーフに箇条書きで清書。「いつでも見られるように」と部屋の真ん中に貼りつけた。「ルーズリーフではやっぱりちょっと貧相。色紙なり買ってきて、改めて書こうと思っています」。師の言葉を繰り返し読み、福は“レジェンド化”を目指す。

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