広島・野村が一肌脱ぐ!黒田と若手のパイプ役に

2016年01月20日 16時00分

 広島の野村祐輔投手(26)が19日、東京・府中市内のグラウンドで公開自主トレを行った。今オフにドジャースへ移籍したエース・前田の穴を埋めるため、今季は大車輪の活躍が期待される一方で“ある役割”も自覚している。

 

 スタミナ重視のランニングメニューを終えた野村は「例年より追い込み方は全然上がっている。去年までは肩だったり何かしら調整してたんですが、今年は悪い部分がない」と手応えを語った。

 

 昨季は5勝止まりだったが、メジャー帰りのベテラン黒田に弟子入りして多くのことを学んだ。これまではマウンドで雄たけびを上げることの多かった野村だが「黒田さんはちゃんと自分の形で投げていて、ぶれない。気持ちが先に行くのではなく、どっしりと構えている。自分はそこから」と立ち居振る舞いから見直した。「球速じゃなくて、強さというか、威圧感。バッターがそう感じられるような投球をしたい」とストレートの“質”にこだわった投球を志すようになるなど、意識改革にも成功。貴重な経験となった。

 

 ただ、メジャーでも十分な実績を残した黒田には、若手だとなかなか話しかけづらい。そこで“一番弟子”の野村が後輩のために一肌脱ぐ決意だ。「去年は黒田さんのほうから話しかけてくれてありがたかったですけど(新人は)最初は右も左もわからないですからね。(橋渡し役を)頑張ります」と、若手のためにパイプ役を買って出るという。

 

 前田が抜ける今季は投手陣のフル回転が求められる赤ヘル。“男気塾”の門下生を増やして、その穴埋めをしたいところだ。