古巣ソフトBに帰らないムネリン流“男気”

2016年01月20日 16時00分

自主トレを公開した川崎

 ブルージェイズからFAとなった川崎宗則内野手(34)が19日、福岡市内での自主トレを公開した。現在は所属先が未定だが、米球団と代理人が交渉中で「契約についてはこだわってないです」。マイナー契約でもOKの姿勢でいる。

 

 今オフも含めて、古巣・ソフトバンクからはオファーが来ている。条件面は控え要員として見ている米球団と比べれば破格なもの。昨オフには王球団会長が「10倍以上です」と話したほどだった。川崎を知る関係者からは「言っても家庭を持つ身。年齢だったり金銭的なことを考えたら、そろそろ戻ろうと考えてもおかしくない」との声が出ており、ソフトバンクでは今季こそはとの見立てもあった。

 

 しかし、選んだのはメジャー挑戦の継続だった。球団幹部は「こっちが何度言っても本人がメジャーでというんだから仕方ない」。その性格はよく知られているだけに、球団内では「あっちに居場所があるというのも大きいだろうけど、今のタイミングで出て行った自分が戻って(編成面で)おかしくしたくないという気持ちがあるのだろう」(球団関係者)。川崎ならではの“男気”もあるとみられている。

 

 新たなシーズンに向けて「けがでビビってやるより、けがを恐れずにいってけがをしてダメでしたでもいい。17年目ともなれば、あとは自分の生きざまというか、やりたいことをやりたい。明日辞めてもいいくらいの覚悟でいつもトレーニングしてます」と決意を語ったムネリン。昨季は移籍後最少の23試合の出場にとどまったが、今季も“らしさ全開”で完全燃焼する。