サンプラザ中野くんが阪神に「爆走応援歌」提案

2012年03月17日 15時00分

 7年ぶりのリーグ制覇を目指すプロ野球・阪神タイガースに〝新応援歌〟が急浮上だ。13日のヤクルトスワローズとのオープン戦(甲子園)を熱狂的な虎ファンとして知られる歌手サンプラザ中野くん(51)が観戦。その中野くんがナインを奮い立たせる「替え歌」を提案したのだが、ベースは有名なあの曲だ――。


 今季から指揮を執る和田監督は「次の塁を狙う気持ち」が得点につながる近道として、積極走塁をチーム方針に掲げている。この日のヤクルト戦でも、0―1で敗れこそしたが、和田イズムは随所に発揮された。3回は暴投の間に一塁走者の上本がすかさず進塁。6回には内野安打で出塁した大和が二盗を決め、7回には代打で中前打を放った城島が、中堅手が転んで返球にもたつく間に二塁を陥れた。


 そんな和田阪神の走って、走って、走りまくる戦いぶりに人一倍、熱いまなざしを向けていたのが1980~90年代に一世を風びした人気ロックバンド「爆風スランプ」のボーカル、中野くんだ。田淵(現楽天ヘッドコーチ)が全盛期だった70年代からの虎党。この日はテレビ番組の収録で甲子園を訪れ「和田監督も僕も同じ千葉出身。阪神に入った頃から応援してますよ」と笑顔で話した。


 そして、急浮上したのが「爆風スランプ」の代表曲で80年代後半に国民的知名度を誇った「Runner」の阪神バージョン。中野くん作詞の有名な「走る走る 俺たち 流れる 汗をそのままに~」というサビの部分を「走る走る 虎たち~」と替えるなど、猛虎の積極走塁を表現するというもので、中野くんは「(実現すれば)面白いですよね。可能性はありますよ」と口にしたのだ。


 中野くんには、歌で猛虎を盛り上げた過去もある。2010年8月25日の阪神対広島戦(京セラドーム)試合前に故阿久悠さん作詞の「野球狂~拝啓タイガース様~」を熱唱したところ、その試合で阪神は球団新記録の22得点をマーク。そこで今度は自らが作詞した名曲をささげることを検討し始めたわけだ。


 中野くんからの〝新応援歌〟提案にはチーム関係者も「盛り上がるのは間違いない」と大乗り気。「走る 走る~」で和田阪神の勢いがさらに増しそうだ。

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