村山実氏の永久欠番「11」が伝統の一戦で帰ってくる

2016年01月16日 10時00分

“伝説のミスタータイガース”村山氏

 阪神が巨人との公式戦で“伝説のミスタータイガース”村山実氏の永久欠番「11」を金本監督ら首脳陣、ナインがつけることを検討している。今年の阪神はシーズン中に巨人との「合同企画イベント」を行うことを決定しており“全員11番”案は、その中で浮上しているもの。新生・金本阪神と村山魂合体の夢プランだ。

 

 昨年は優勝こそ逃したものの、球団創設80周年記念イベントでにぎわい、江夏氏ら大物OBを招いた「レジェンズデー」が大好評だった阪神。新たに金本監督が就任した今年は巨人との「合同企画イベント」を実施するという。「ウチと巨人さんの“伝統の一戦”を照準にして盛り上げていきたい。両球団がコラボレーションした企画を積極的にやっていく。(巨人の)高橋監督と金本監督は新監督同士。フレッシュな対決で例年以上に話題となっている。何もしないわけにはいかない。先日、あの長嶋茂雄終身名誉監督からも『プロ野球界はまず巨人と阪神が勝たないとダメ』と声をかけてもらったこともある」(球団幹部)

 

 共同イベントの詳細は今後、両球団が企画を出し合って順次発表される見込みだが、そんな中、阪神が検討しているのが現役時代、長嶋氏と数々の名勝負を演じ「燃える男」と称された伝説の名投手、故村山実氏の永久欠番「11」を金本監督ら首脳陣、ナイン全員がつけて公式戦での巨人戦に臨むというもの。別の球団幹部は「そういった意見が出ているのは事実。やれるかどうかは未定だが、前向きに考えている」とコメントした。

 

 阪神は昨年3月8日の巨人とのオープン戦(甲子園)で“初代ミスタータイガース”故藤村富美男氏(元本紙専属評論家)の永久欠番「10」を和田監督ら首脳陣、ナイン全員がつけて試合を行い「多くのファンに心から喜んでもらった」(球団フロント)と大成功。2014年3月10日のオープン戦(伊勢)では巨人が故沢村栄治氏の「14」、阪神が故西村幸生氏の「19」を背負い話題を呼んだ。それを今度はオープン戦ではなく、公式戦に村山氏の「11」で、というわけだ。

 

 昨年、宿敵の巨人には9勝16敗と目も当てられない成績に泣いた阪神。「超変革」をスローガンに掲げる金本監督は「高橋監督とは顔と人柄で負けているので野球で勝ちたい」とすでにG倒を宣言しているが、そこに偉大な“村山魂”まで加われば、まさに百人力!? 今後の展開が注目される。