球界のレジェンド山本昌氏が大谷に“長寿の秘訣”伝授

2016年01月14日 16時04分

がっちり握手をかわす山本昌氏(右)と大谷

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が14日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設で昨季限りで32年の現役生活を終えた元中日の219勝左腕・山本昌氏(50)と29歳差対談を行った。

 

 この日は「大谷翔平スペシャル~山本昌と世代を超えたエース対談~」(BSスカパー!)と題して行われた番組収録。インタビューを行った最多勝3回、沢村賞1回のレジェンド左腕から球界での長寿の秘訣や野球への取り組み方を伝授されていた。

 

 対談の冒頭で山本氏が昨年、大谷が投手3冠に輝いた要因としてフォークの落ち方、スライダーの曲がり方の変化を指摘し「僕のイメージでは手の振りが縦振りになったと思うんだけど、そういう意識は?」と質問すると大谷は「すごくあります。そこは(取り組みとして)一番意識していました」とレジェンドの鋭い観察眼に“ストライク判定”。「ああ、良かった。そこは聞いてみたかったんだ。今ので、オレ満足しちゃった」(山本氏)と29歳年上の大先輩を喜ばせた。

 

 さらに山本氏から「僕は野球は確率のスポーツだと思っている。投手が1球投げるごとに全ての確率が動いている。その確率をうまく上げていく人が成績を残していく。四球の8割は初球がボール」と含蓄ある指摘を受けた大谷は「1年目は(初球にストライクを取れる球種が)ストレートしかなかった」と振り返り、自分なりのカウント論を展開した。

 

 また日米の野球の違いについて大谷は「日本はピッチャーを中心とした守りのゲーム展開で、向こう(米国)はどちらかというと打撃を中心とした展開」と持論を語り、自身の今後については「動く系の球を持っていない今は縦変化のピッチャーですし、もう1つ2つ横変化の球があれば真っすぐ、フォークも自信を持って、絶対にストライクゾーンに投げなきゃいけないという気持ちでは投げない」などと語った。

 

 この対談の模様は2月15日午後9時からBSスカパー!で。3月以降はCSスポーツチャンネル「GAORA」で放送される。