広島入り江草〝涙の5000円事件〟

2012年03月21日 10時00分

 トレードで西武から広島に移籍の江草仁貴投手(31)が16日、マツダスタジアムで入団会見を行った。広島・福山市出身で中継ぎとして期待される左腕は「子供の頃からファンだったカープのユニホームを着ることができて興奮している。カープが優勝できるよう、その一員になれるようにやっていきたい」と地元凱旋に鼻息を荒くした。


 加えて、こんな思い出も明かした。1991年、広島対西武の日本シリーズが広島市民球場で行われた時のことだ。当時、小学生だった江草は親戚とともに学校を早退してまで観戦に出かけたという。ところが「親から“グッズを買って来い”と言われて5000円をもらったが、それをどこかで落としてしまって大泣き。どっちが勝ったとか試合のことなど全く覚えていないくらい悲しかった」と…。


 江草にとっては忘れられない〝5000円ショック事件〟なのだろう。「そんなことがあったなら、来季は年俸が(5000円の1万倍の)5000万円になるように頑張ってほしい。そのためには1年間、一軍にいて60試合くらいは登板してもらいたいね」とは球団幹部。今季年俸3000万円(推定)の江草は、苦い思い出を払拭するためにも赤ヘルでフル回転したいところだ。

 

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