マエケンの「18」後継者最右翼はこの男

2016年01月13日 06時00分

創価大の田中正義

 来季にも背番号「18」が復活!? ドジャースと8年契約を結んだ前田健太投手(27)が11日、広島市内の球団事務所で記者会見に臨み、カープファンに最後のメッセージを送った。一方、球団側は前田の背番号を“半永久欠番”にしないことを正式決定。今秋ドラフトの超目玉・田中正義(21=創価大)の獲得の際には、いきなりエースナンバーをプレゼントする計画も浮上した。

 

 この日はカープカラーの「赤」のネクタイで会場に入った前田。やや硬い表情で「9年間お世話になった広島カープには感謝の気持ちでいっぱいです。しっかり結果を出して恩返しをしたい」と決意を表明した。

 

 ファンには「温かい言葉や、時には厳しい言葉をもらった。野球人として、人として成長させてもらった」と感謝しながらも「優勝に導けなかった。それだけが心残りです」と顔を曇らせた。

 

 広島からメジャーといえば、黒田の電撃復帰が記憶に新しい。ファンも将来、同じ選択を期待している。もっとも、前田は球団への恩義を口にしつつ「8年という、とても長い契約。終わったころは35歳。結構衰えてると思う」と苦笑する。

 

 チームにとって、大エースが抜ける穴は大きい。しかし、鈴木清明球団本部長(61)は「彼のプレーで残してきたものは、選手の中に残っている。それを財産として、結果を出さないと」と、“ピンチの後にチャンスあり”とハッパをかける。

 

 球団関係者によると、黒田の「15」とは違い、前田の背番号「18」を球団預かりにしないことが正式に決定。チームの“脱マエケン”を早期に図る構えだ。

 

「18は長くエースを務めてくれる選手につけたい。今いる有望な投手は、もういい番号をつけているので、これから入る選手になる。イメージとしては田中。今後のスカウト戦略にもよるが(広島出身で1位候補の)山岡(泰輔=東京ガス)は少しイメージと違うかもしれない」(同関係者)

 

 最速156キロ右腕が前田の継承者になるのだろうか。