吉田えり「女子プロ野球に興味はない」

2012年03月21日 14時00分

吉田えり

【帰ってきた〝ナックル姫〟に聞く(3)】

——野球以外では

吉田えり投手:いろんな人に野球の楽しさを伝えたい。私が女性なので女の子に教えていきたいです。お手紙をもらうんです。「いつも応援しています。吉田えり選手みたいになりたいです。でも私、今野球する環境にありません」って。もっと活躍して野球ができない女の子たちをサポートしてあげることができるぐらい大きな存在になれたらいいなって思ってます。

——男性ばかりの中で苦労も多いのでは。一番つらかったことは

吉田:なんだろう? なんだかんだつらいこともあったけど、乗り越えてきましたから。

——では気になったことは

吉田:着替えですかね。同じロッカーで着替えることができないですから。早く着替えないと出遅れるし…。

——女子プロ野球に入ろうとは思わなかったのか

吉田:ずっとウェークフィールド選手と同じ舞台に立ちたいと思っていたし、それなら男性の中じゃないですか。女子プロ野球ができたから、そこに行こうっていうのはない。

——関西独立リーグは24日に開幕戦を迎える

吉田:それに向けて頑張りたいです。

☆よしだ・えり=1992年1月17日生まれの20歳。身長155センチ、体重55キロ。神奈川県横浜市出身。2008年12月に関西独立リーグの神戸9クルーズと契約し、女子プロ野球選手として注目を集めた。09年は11試合に登板し、0勝2敗、防御率4・63。10年には米国・独立リーグのチコ・アウトローズに入団し、0勝4敗、防御率12・27。11年7月に米国で行われたサマーリーグに日本人単独チーム「サムライALL JAPAN」のメンバーとして参加し、初勝利をマークした。12年は3年ぶりに関西独立リーグに復帰。愛称はナックル姫。