〝前女房〟が明かしたG杉内の弱点

2012年03月21日 15時00分

 巨人のFA左腕・杉内俊哉投手(31)は本当に大丈夫なのか? 古巣相手となった9日のソフトバンク戦(ヤフー)で先発し、5回7失点と大炎上した。いくら調整段階とはいえ、これだけ打ち込まれると不安が募るというもの。以前から「プレッシャーに弱い」との指摘があったように、やはり大事な試合には使えないのか。


 オープン戦とはいえ〝古巣との初対決〟という特別なゲームで打たれたことで、かねて不安視される「プレッシャーに対する弱さ」を露呈した。投げるボールは超一流でも、重圧のかかる場面で打ち込まれてしまうとなると、大事な試合は任せられなくなる。ただでさえ注目を集める巨人ならば、なおさらだ。


 さらに杉内の〝弱点〟を明かしたのは、ソフトバンクでバッテリーを組んだ“前の女房”山崎勝己捕手(29)だ。


「杉内さんは基本的に『チェンジアップがいい』と言われているが、実はストライクがなかなか入らない。本当は『スライダーピッチャー』。スライダー、真っすぐを軸にしてのチェンジアップですから。でも日本ハムは(チェンジアップの意識が強かったせいで)スライダーや真っすぐに全部詰まっていた。ちなみに右打者は(杉内の)スライダーをおっつけていたら絶対打てない。攻略するなら引っ張ること。あとは左打者をズラッと並べるとか。(左投手だけに)右打者を並べられてきたから抑え方は知ってるけど、でも左ばかり並べられたら逆に混乱するんじゃないかと思う」


 昨季まで杉内の先発時、ほとんどの試合でマスクをかぶった山崎は、杉内の〝操縦法〟について「気分よく『持ち上げる』というよりも、僕は遠慮なくズバズバ言ってたのが良かったのかなと思う。ボールが走ってない時は『今日は良くないですね。謙虚に行きましょう』とか。それで悪いボールがあったら、逆にゲーム中に多く投げさせて、いい感覚を取り戻してもらうやり方をしていた。球種が少ない投手ですからね」。


 配球についても「変にいじらなかったんですよ。投げたいところにボンボン投げてもらった。気持ち良く投げれば、絶対に抑えられる投手なんで」。技術面より、いかに精神面に配慮していたかがうかがえる。

 

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