マエケン「身体検査のイレギュラー」はヒジか

2016年01月11日 06時00分

古巣からも前田のヒジの状態を心配する声は上がっている

 晴れのドジャース入団会見の席上で、主役である前田健太投手(27)の口から発せられた「身体検査においてイレギュラーな点がありました」との言葉は、日本球界にも衝撃を与えた。米メディアで「ドジャースは前田が将来、手術が必要になることは分かっている」とまで報じられたことに対して、答えられる範囲で正直に答えた格好だが、果たして本当のところはどうなのか? 古巣の広島関係者が明かす。

「イレギュラー(異常)が見つかったのは、肩かヒジかと言われていますが、おそらく肩ではないでしょう。たぶんヒジだと思います。夏場以降に何試合かヒジの状態が思わしくなかったことがあったと聞いています。調整法を変えるなど、いろいろと工夫して乗り切りましたが、いい日と悪い日があったようです」

 昨季の前田は29試合に先発し、リーグ2位の206回1/3を投げて15勝で最多勝に輝いた。登板間隔は中6日の12回が最多で、中5日が10回、中4日と中7日が各2回。交流戦明けの中9日と球宴明けの中13日を例外としても、7イニング以下での降板が19試合あり、極端に無理をしたわけではない。それでも右ヒジが悲鳴を上げることがあったのは“勤続疲労”も要因となっているようだ。

「いくら柔軟性のあるフォームだといっても、先発ローテーションに定着した2009年以降は毎年のように200イニング近く投げてきた(※7シーズンで200イニング突破は4度)。スライダーを多投してきたことも影響はあるのかもしれない」(前出関係者)

 前田は入団会見でシーズン200イニングを目標に掲げ「不安は全くない。ゼロです」と断言していたが…。古巣関係者は“元エース”の新天地での活躍を祈るような気持ちで見守っている。