純平いきなりリタイアもソフトB余裕「まずは体づくり」

2016年01月10日 16時00分

高橋(手前)は左スネの張りで合同自主トレ初日にリタイア

 ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・高橋純平投手(18=県岐阜商)が9日、新人合同自主トレ初日でまさかのリタイアに見舞われた。この日は入寮式があり、練習は約2時間と短かった。しかし、終盤に行われた200メートルダッシュで異常事態が発生。10本のうち6本目を終えたところで、左スネの張りにより大事を取ってストップがかかった。

 

 決して重症ではない。ただ、昨夏に痛めた左太もも裏の肉離れの影響が出てしまった。高橋によると、現在は故障箇所自体に痛みはないそうだが「ケガしてからは、ほかのところが張ることが結構あった」。かばう動きが自然と体に染み付いていて「元に戻したいが、追いついていない」状態なのだという。

 

 大物ルーキーのいきなりのアクシデント。それでも球団側は意に介していない。左太もも裏の故障は周知の事実で、いわば想定内。球団フロントは「肉離れもあったわけだし、無理をしたらダメというのも分かっただろう。今は、彼がこの先20年やるための土台づくりの時期。今日なんて20年のうちの1日ですよ」と、どこ吹く風だ。

 

 すでに本人が1月中にはブルペンに入らない方針を口にしているが「2月? 3月? ない、ない。いつ入るかとか決めなくていい。暖かくなってからでも全然遅くはない」(前出フロント)。テーマである体づくりを優先して“半無期限”での投球封印も考えられている。

 

 将来の期待は大きいが「うちは、ただ一軍に出られるレベルの選手ではなくて、日本一の戦力となる選手を求めている」(球団関係者)。金の卵をじっくりと大きく育てる方針だ。

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