金本監督「超変革破り」の選手は二軍追放

2016年01月08日 16時00分

掛布二軍監督(左)とともに、今は笑顔を見せている金本監督だが…
掛布二軍監督(左)とともに、今は笑顔を見せている金本監督だが…

 阪神は7日、西宮市内のホテルで沖縄・宜野座キャンプに向けた一、二軍合同スタッフ会議を行った。「超変革」をスローガンにした金本知憲監督(47)は改めてナインへのスパルタ方針を明かしたが、その内容はハンパではない。首脳陣によるとついてこられない選手には「第1クールからでも二軍行きはある」と問答無用の“強制措置”が待ち受けているというのだ。

 

 11年ぶりのV奪回を目指すチームを託された金本監督のスパルタ方針はどこまでも本気だ。この日、スタッフ会議を終えた指揮官は「開幕に合わせるキャンプじゃなく基礎を鍛えるものになる。実戦が少なくなるのは間違いない。若手にすればテストの場が少なくなるし、よりそこで結果を出してもらうしかない」と断言。まずは体力強化を徹底することを改めて力説した。

 

 掛布二軍監督も「キャンプでは金本監督が勧めるウエートトレなど追い込みもきちっとやっていく。ソフトバンクの選手は皆大きい。マネするわけじゃないが、ケガに強い、体の強さを求めていく」と呼応。鉄人イズムで一、二軍とも例年にない厳しいキャンプに突入するわけだが、その内容もハンパではない。

 

 すでに金本監督はキャンプでの一、二軍の入れ替えについて「やっていく」と明言しているが、ある一軍首脳は不敵な表情でさらに、こう“脅し”をかける。

 

「言っとくけど口だけじゃないよ。今までは二軍が(沖縄から遠い高知県の)安芸だから…というのがあって頻繁に入れ替えはなかったけど、これからは違う。どれだけオフに体をつくってきたか。できなかったヤツはすぐ分かる。早々についてこれないとなると第1クールからでも(二軍に)行かせることもある」

 

 これまでの政権下ではなかった厳罰方針。金本監督は「12月、1月のオフの過ごし方がシーズンの出来を占う。人を気にせず目一杯体づくりができるこの時期を大切に使ってほしい」と連呼し、各ナインの自主性を重んじると同時に「体重設定」「筋力強化」などのノルマも課していたが、それがフタをあけてみてできていないとなると“超変革破り”と判断。二軍に追放の憂き目に遭うのだ。

 

 実際、今回のキャンプの人選では右手首手術からまだティー打撃しかできていないドラフト1位ルーキー・高山俊外野手(22=明大)の二軍キャンプ行きが内定。将来を担う期待の若手でも特別扱いはない。今年の阪神は選手の体を預かるトレーナーを2人増員して球団史上最多の13人体制に強化。球団挙げてナインの「鉄人化」を目指す中、問答無用の二軍行きとなる選手は何人出るのか。目が離せない。

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