大谷100キロ肉体改造の狙い

2016年01月07日 16時00分

マッチョ化した大谷は精力的にバットを振った

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が6日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設で自主トレを公開した。キャッチボールやトス打撃、フリー打撃の投手も務めるなどみっちり体を動かし「高いパフォーマンスのための底上げ。パワーもそうだし、その体でないとできない技術もある」と、このオフ、食事とトレーニングで100キロまで増やした肉体改造の狙いを語った。

 

 昨年は11月中旬までプレミア12に参加し、帰国するやパ・リーグ投手三冠表彰を皮切りに12月も表彰式やイベントラッシュ。その合間を縫ってレンジャーズのダルビッシュ有(29)に会うなど多忙を極める中、1日6~7回の食事とハードなトレーニングで8キロの増量に成功した。

 

 楽しいオフもつかの間だった。年末に帰省した岩手でも28日に母校・花巻東のグラウンドに顔を出し、恩師らにあいさつをすると同級生らとそのまま練習。その晩、同期23人が盛岡市内のすし店に集まり、ささやかな同期会を開いた。

 

 年越しは母親の実家のある横浜で迎え「初詣は姉と母といつも行っているちっちゃな神社で。お願いはしていません。去年はありがとうございましたということだけ」(大谷)と静かに過ごしたという。年俸が推定2億円に跳ね上がった今でも、高級外車を乗り回すどころか免許すら持っていない。「必要性を感じない」という右腕のプライベートでの移動はもっぱらタクシーかチームメートの車に便乗することで済ます。

 

 華美な服装を好まず、髪の毛も黒いまま。質素倹約ぶりはまるで故郷の詩人・宮沢賢治の生まれ変わりのようでもある。栗山監督が「二刀流に関して、あいつの場合は(考えが)ブレないから誰に何を言われようと前に進んでいける」と、その心のあり方に万全の信頼を置かれている21歳。まさに365日、寝ている時間も含めた24時間を野球にささげている。