阪神のトレーニングルームが“ライザップ状態”に

2016年01月07日 06時00分

年賀式であいさつする金本監督。左は四藤球団社長

 11年ぶりのV奪回に燃える阪神ナインのトレーニングルームが“ライザップ状態”という。金本知憲監督(47)の方針でナインはこぞって筋力アップを目指しているのだが、お互いトレーニング中に大きな掛け声を出し合っているせいで、その中は熱すぎる男の世界になっているのだ。

 

「わかりやすく言うと、“ライザップ”みたいになってますよ。ウエート中はみんなで声を出し合って、補助し合って。何とか限界を超えようと必死です…」。ある選手は真剣な表情でこう話した。ライザップとは、言わずと知れた「結果にコミットする」をコンセプトに置くダイエットを主目的としたトレーニングジムのこと。厳しい食事制限とともにトレーニング中にパーソナルトレーナーが熱い掛け声で練習生を鼓舞するシーンで今やおなじみになっている。

 

 そんなライザップに例えるほど各ナインの熱い掛け声が鳴尾浜、甲子園のトレーニングルームであちこちから飛び交っているという。「かなり熱い感じになっている。選手同士『まだまだ!!』『もう1回!!』『来い来い!!』とか叫んで鼓舞し合ってね。(理由は)今までよりも重い負荷をかけるようになったからお互いに補助し合ってやる選手が増えた。その補助をしている選手がトレーニングをしている選手に叫んでいるんだ。こんなこと、今までになかったことですよ」(球団関係者)

 

 金本監督は就任以来「まずは土台となる体づくり。体の弱い選手でレギュラーを張ってる選手はいない!」と常にナインに体力アップを義務づけてきた。阪神はおとなしい選手が多いが、おそらく声を張り上げなければやっていられないくらい、きついメニューを消化しているのだろう。あるコーチは満足げに言う。「11月の秋季練習やキャンプで(金本)監督から選手にウエートトレの重要性が言われ、それで選手の意識は変わってくれたみたい。11月からキャンプインの2月1日まで丸々3か月ある。監督も『3か月あればウエートの結果は出る。やっていなければ2月に分かる』というような話を選手にした。こうなっては手を抜くわけにはいかないからね」

 

 他球団からは「よそより体が小さい選手が多い」と指摘されている阪神ナイン。そんなイメージをも覆す“総マッチョ化”となるかもしれない。