「オレ流」抜けてもシーズンチケット売り上げダウン

2012年03月26日 15時00分

 開幕を控えて、中日が思わぬ結果にショックを受けている。今シーズンの本拠地・ナゴヤドームのシーズンチケットの売り上げが、数%ながら昨年より下回っていることだ。チーム関係者は「最終的にもダウンになるだろう」と厳しい表情で話した。


 高木守道監督(70)体制になって「ファンと共に」をスローガンに掲げるなど、球団はファンサービスに特に力を入れている上、落合前監督が辞めた効果も出る、とにらんでいた。過去に「落合が監督をやっている限りは買わない」「落合のベンチでの仏頂面や試合後の人をバカにしたようなコメントが不快で応援したくない」と言って、シーズンチケットの購入をやめていった人も多かったからだ。


 監督が代わったことで球団側はそれこそ〝アンチ落合〟が、かなり戻ってくるのではないか、と期待していたのだが「結局は不景気なんだろう。落合監督にかこつけてはいるが、シーズンチケットの購入をやめる人にとってはいいきっかけだったんじゃないか」とチーム関係者はむなしい分析。


 営業幹部は考えを切り替え「やっぱり根っからのファンは誰が監督でも購入し続けてくれる。これからはこういうファンを大事にしてもっと喜んでもらえるようにどんどんサービスの質を高めたい」と新規開拓よりも現在の購入者を逃がさないようにするそうだ。