岩瀬の逆襲 魔球引っ提げ帰ってくる!!

2015年12月27日 10時00分

復活に向け、新球マスターに取り組んでいる岩瀬
復活に向け、新球マスターに取り組んでいる岩瀬

 プロ野球最多記録の通算402セーブを保持する中日・岩瀬仁紀投手(41)が来季に向けて逆襲の牙を研いでいる。今季は春季キャンプ中に左ヒジを痛めた影響で、17年目にして初めて一、二軍ともに公式戦での登板なし。引退の危機こそ乗り越え、オフの契約更改交渉では2億5000万円ダウンの年俸5000万円でサインしたが、この減給額は10日に更改した巨人・杉内の4億5000万円、13年の巨人・小笠原の3億6000万円に次ぐ3番目となる屈辱だった。

 

 しかし、岩瀬は「金額は問題じゃない。(来季の)目標は上で投げること。ヒジの状態は今年で一番いい。今がオフなのはもったいないぐらい。今、投げているボールならやれる自信はある」と胸を張る。というのも新球のマスターに手応えを感じているからだ。岩瀬は11月から鳥取市にあるトレーニング研究施設「ワールドウィング」で自主トレを開始。そこで小山裕史代表から新球を伝授してもらったという。詳細は機密となっているが、その新球についてチーム関係者は「これまでこの世の中に存在する球じゃなく、それこそ魔球のようらしい」と話している。

 

 スライダーが代名詞とはいえ、球種はそれほど多くはない。“魔球”が加われば復活に向けた武器になるはずで、岩瀬は親しい関係者に「小山さんに握り方を教えてもらった、落ちるような球。これが物になれば、来季は相当いいんじゃないかな」と自信を見せていたという。魔球を引っ提げた守護神・岩瀬が、9回の定位置への返り咲きを虎視眈々と狙う。(金額は推定)

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