〝浪速のダル〟驚異の肉体の秘密

2012年03月31日 10時15分

【春のセンバツ高校野球】

 大阪桐蔭(大阪)が浦和学院(埼玉)を破り初のベスト4進出を決めた。
〝浪速のダルビッシュ〟こと藤浪晋太郎投手(3年)は6回から登板、センバツ最速タイの153キロの、3者連続三振など、勝利に貢献した

 そんな藤浪に医療界から呼び名通り「ダルビッシュになれる」と太鼓判だ。同校で2006年から理学療法士としてナインを支える濱田太朗氏(緑かなざわ整形外科勤務)が、こう証言する。

「彼は関節が柔らかく、可動域が広いので投手向き。手足が長いとそれを持て余すことも少なくないのですが、体幹が強く、四肢の使い方がうまい。体形も彼の目標とするダルビッシュ投手と近く、腕が長いので(現段階で)いいところまでいっていると思います」

 さらに「ここまで大きな故障をしたことがない」(父・晋さん)という体の強さも武器だ。2歳から15歳まで水泳を続けたことで「投手だとどうしても投げる動作が多くなって、筋肉の付き方が左右で違ってくるのですが、水泳をやっていたことによって左右の筋肉の付き方がいい」(濱田氏)。バランスがよく、長身選手にありがちな故障の心配も少ないという。

 濱田氏は同校OBの中田翔(現日本ハム)も指導しており「可動域の広さや関節の柔らかさは中田選手に通じるものがある」と評価。ますます将来が楽しみだ。