A・ロッド試合中にナンパ

2012年10月18日 11時02分

【デトロイト発】ヤンキースが崖っ縁に追い詰められた。16日(日本時間17日)、タイガースとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に1ー2で敗れ、3連敗。2番・右翼で出場したイチローは屈指の好投手バーランダーから2安打と気を吐いたものの他の打者は不発に終わった。試合前には主砲ロドリゲスの“不適切な行為”が発覚し、思わぬ騒動が勃発。今のヤ軍は何かに呪われているとしかいいようがない。

 相手エースのバーランダーの前に強力打線は不発に終わり、絶対絶命の窮地に追い詰められてしまったヤ軍。じつはこの試合前に思わぬ“騒動”に直撃されていた。主砲ロドリゲス内野手が13日(同14日)の同シリーズ第1戦で試合中に観客席の女性ファンをナンパしていたことをニューヨーク・ポスト紙が報じたのだ。渦中のロドリゲスはスタメンを外れ、代打での出場もなかった。

 同紙がある観客の目撃談として報じたナンパ騒動のてん末はこうだ。0—4の8回に代打を送られた直後、ロドリゲスはスタンドにいた2人組の女性ファンにボールボーイを通じて「携帯番号を教えてほしい」と書いたボールを渡したという。しかし、その女性はすでにボールを2つ持っていたため、近くの観客にプレゼントした。その観客がボールに書かれたメッセージを発見して女性に返却。女性の一人が携帯番号を書き込みボールを戻した。ところが、ヤ軍はイチローとイバニネスの2本塁打で同点に追いついたものの、延長12回にジーターが左足首を骨折、試合も4—6で敗れた。同紙はナンパは未遂に終わったとしている。

 ロドリゲスはプレーオフで打率1割3分、12三振、本塁打と打点はゼロだが、タ軍先発の右腕バーランダーに対し、今季は6打数4安打、打率6割6分7厘、2本塁打、3打点と打っている。試合前の会見でジラルディ監督は「それは分かっていたが、プレーオフで右投手に苦労していた」と説明し、騒動について「コメントしないだろうし、コメントはない」と片付けた。しかし、ヤ軍担当記者は少なからず関係あると見ている。ロドリゲスは独身でナンパすることに問題はないが、タイミングが悪すぎた。

 シーズン終盤には危うくリーグ優勝を逃すところまで追い詰められ、今回のシリーズでは主将ジーターが左足首を骨折し、Aロッドの“不適切な行為”が発覚。そしてまさかの3連敗…。この負の流れを断ち切るのは、簡単ではない。