阪神 球児の「アボカド」発言で“選手食堂メニュー改革”を検討

2015年12月17日 16時00分

ストレッチを行う藤川
ストレッチを行う藤川

 阪神が「不法賭博疑惑」で交渉を打ち切った呉昇桓に代わる新外国人投手獲りに躍起だ。現在、パドレスのマルコス・マテオ(31)、タイガース傘下3Aのラファエル・ドリス(27)と交渉中で、球団ではダブル獲得に成功した際の“選手食堂メニュー改革”を早くも検討。きっかけは藤川球児投手(35)の「アボカド発言」だった。

 マートン、呉昇桓の退団で浮いた2人の今季年俸分「総額7億円」もの軍資金を武器に目下、展開中の虎のダブル助っ人獲り。有力候補のマテオについて四藤球団社長は16日に「(交渉は)しているけど、まだ決まってはいない」とコメント。そのマテオと同時に交渉していることが明らかになったドリスについては「ノーコメント。決まったら話します」と話すにとどめた。

 両選手はいずれもドミニカ共和国出身で150キロ超の直球を武器にするパワーピッチャー。契約が成立すれば「ダブル守護神」としての起用も検討されることになる。そんな2人と浅からぬ関係にあったのが、今オフ、阪神に復帰したばかりの藤川だ。カブスに所属した2013年にマテオ、ドリスとチームメートだった。

 藤川は「まだ(球団が2人と)交渉中。自分はあまり話せない」と前置きした上で「2人とも明るいですよ。球も速いし」と発言。さらに「実は2人ともアボカドが好きなんですよ。アボカドは体にいいですからね。僕もアボカドはよく食べますよ」と付け加えたが、この“火の玉マル秘情報”に球団サイドが早速、食いついた。

「2人が入団となれば、その好物だというアボカドを甲子園の選手食堂のメニューに導入できないか、検討したい。こんな早い段階で2人の好物が分かったのは収穫だよ。選手が気分よく、高いパフォーマンスを発揮するためならば、できる限りのサポートをしないといけないからね。藤川も好きで体にもいいと言っているならば、他の選手にとってもアボカドを置くのは好影響のはずだ」(ある球団関係者)

 アボカドは女性を中心に人気。栄養価も高く健康にもバッチリなのだが、現在、選手が試合前に利用するクラブハウス内では出されていないという。それが「新メニュー」の材料に加わり、手軽に食べることができれば新助っ人2人もうれしいだろう。それがマウンドでプラス、とにらんでいるわけだ。

 まさかの形でチームを去った守護神・呉昇桓に代わる活躍が求められるマテオとドリス。入団決定前からの“アボカド検討”も期待の表れだ。