今季、216安打のシーズン最多安打記録を更新した西武・秋山翔吾外野手(27)に15日、上田清司埼玉県知事から「彩の国スポーツ功労賞」が贈られることが発表された。

 プロ野球歴代安打シーズン記録を更新というめざましい活躍により、多くの県民に夢と希望を与えた功績をたたえられての受賞。同賞は広く県民に愛され県民に明るい希望と活力を与えることに多大な功績のあった個人・団体に与えられ、埼玉県の県民意識の高揚と彩の国さいたまのイメージ向上を図ることを目的としたもの。

 これまでの受賞者、団体はのべ57人、2団体。ライオンズからは和田一浩外野手(2004年)、松坂大輔投手(00年、04年)が受賞している。

 西武から3人目、4度目の受賞となった秋山は「このたびは、彩の国スポーツ功労賞受賞大変うれしく思います。ライオンズからは和田一浩さん、松坂大輔さん以来と聞いておりますので、非常にびっくりしています。当日の授与式がとても楽しみです」と球団を通してコメントした。同賞の贈呈式は18日、埼玉県庁で行われる。