バース氏 阪神臨時コーチ就任に名乗り

2015年12月16日 10時00分

子供が泣いても商品のPRは忘れない?バース氏(左)

“呉昇桓ショック”で揺れる阪神に「吉報」が届いた。来日中の阪神の“伝説OB助っ人”ランディ・バース氏(61)が、同じ1985年日本一メンバーの掛布二軍監督の就任を歓迎し、自ら「臨時打撃コーチ」就任に名乗りを上げたのだ。

 バース氏は14日、自身がプロデュースする「バースコレクション バイ マリアニ」ビーフジャーキーの販促イベントでコストコ尼崎倉庫店を訪問した。話題は27年ぶりにタテジマ復帰を果たした掛布二軍監督のことに集中。「すごいことだよね。掛布さんは、タイガースには大事な人。二軍監督に就任して本当に良かった。どうすればチャンピオンになれるか分かっている人だよ」とエールを送った。

 1985年、阪神が初めて日本一に輝いた時、ともにクリーンアップを務めたメンバー。よほどうれしかったのだろう。「いつか一軍の監督も、やってほしい」と、早くも“次期監督”に推薦する言葉も飛び出したほどだ。

 それだけでは終わらない。「掛布の打撃技術はすごかった。彼には、それを若い選手に伝えてほしい」と語るバース氏は、続けて「依頼をもらえれば、すぐに掛布の元に行って手伝う準備はできている。キャンプでもシーズン中でもいい。臨時コーチなどの形で呼んでくれれば喜んで、いつでも行くよ」と断言した。

 来春の高知・安芸二軍キャンプでは、すでに“伝説のOB”江夏豊氏が「臨時投手コーチ」として若手育成に協力することが決まっている。バース氏もまた掛布二軍監督のために、ひと肌脱ごうと決意しているのだ。

 バース氏は「タイガースには生え抜きで日本人のホームラン打者が育っていない。掛布、岡田が最後。やはりチームの中心となる日本人の長距離ヒッターを育てることが必要だ。フロントも含めて一丸となって、長距離ヒッターを育てなければならない」と、やる気満々。虎の日本一をけん引した2人の大砲が二軍のグラウンドに揃い立てば、長距離砲が育つのは間違いないだろう。

 バース氏は自身プロデュースのビーフジャーキーを手に「これをたくさん食べれば、ホームランを量産できることは間違いない。若い選手には、たくさんこれを食べてほしいね。男前にもなれるよ」とニヤリ。“宣伝”を付け加えることも忘れなかったが、来季シーズン中にもバース氏が「臨時コーチ」で後方支援できるなら掛布二軍監督も大歓迎のはず。掛布、江夏氏、そしてバース氏まで…。実現すれば二軍は、さらににぎやかになる。