巨人・鈴木尚広外野手(37)が3日、契約更改交渉に臨み、1000万円アップの6000万円でサインした。今季も足のスペシャリストとして、代走を中心に65試合に出場して10盗塁。失敗はわずか1度だった。勝負どころで出場することで、相手チームにプレッシャーを与えるなど“ジョーカー”的存在も確立。プロ19年目にして初の球宴にも出場した。鈴木尚は「いい評価をしていただいた。若手にいい影響を与えてほしいといわれた。今まではあまり言わなかったが(来季は)気づいたらどんどん言って、厳しくしていこうと。やさしく厳しく伝えていけたら」と語った。

 また今季中日から移籍した吉川大幾内野手(23)は、ほぼ3倍増の1700万円でサイン。「(金額を提示され)ちょっとびっくりした。元気のある姿が印象にあったと言っていただきました」と笑顔を見せていた。

(金額は推定)