阪神・坂井オーナー“ボケキャラ変身”にナインは歓迎

2015年11月15日 10時00分

ナインに訓示する坂井オーナー

 阪神の坂井信也オーナー(67)が13日、高知・安芸秋季キャンプを視察し、ナインへの訓示も行った。厳格で知られる虎の総帥だが、まさかの「小ボケ」をかまし、笑いを取ったという。その変身ぶりには金本知憲監督(47)誕生の影響がありありだ。

 

 金本監督は所用で再びチームを離れるため、秋季キャンプでの指導は13日で最後。坂井オーナーも視察に訪れる中“総仕上げ”とも言える紅白戦が行われたが、指揮官が期待を寄せる江越、陽川はともに無安打とアピール不発に終わった。金本監督はそれでも「(自分が離脱していた間に)どれくらい打撃が良くなったか、見たかった。正直あまり変わっていなかったが、簡単にはいかない。ただ、やろうとする意識、姿勢は見えたので安心した」と満足げに総括。気を良くしたのか、練習終了後は室内練習場で自らフリー打撃まで行った。

 

 そんななかナインの間で話題になったのが視察した坂井オーナーの発言だ。紅白戦終了後、小雨降るグラウンド上で行われたナインへの訓示で「厳しい監督、厳しいコーチの下、力を尽くして優勝目指して頑張ってください!」と、きつい口調で話した後「まぁ、オーナーは優しいですけどね…」と一転して笑顔。この“緩急”がナインの笑いを誘った。これまではシーズン開幕前の激励会などでの叱咤など、どちらかといえば厳格イメージが強く、選手との距離感もあった坂井オーナーだけに「僕らの中では、そういう小ボケをするイメージはなかったので驚いたし、和んだ」(ある選手)という。

 

 球団関係者もこう続ける。「オーナー自ら金本監督の“明るく厳しく”を実践してくださったということ。ぜひ、今後も今日のようなボケを続けてほしいよね。シーズン中も小ボケを頂ければ、チームがリラックスできるし、ムードも良くなるから」

 

 フロントと現場の一致団結を誰よりも望んでいる金本監督も虎総帥自らのキャラ変更は歓迎だろう。チームだけでなく、総帥まで「変革」するなら、来季の阪神はもう大丈夫!?