阪神が呉のメジャー流出阻止へ“温泉交渉”

2015年11月08日 10時00分

去就が気になる呉昇桓

 阪神が守護神・呉昇桓投手(33)のメジャー流出阻止に躍起になっている。依然として交渉の行方は予断を許さない状況だが、そんな中、残留を願う球団の仰天プランが浮上。裸で呉昇桓と向き合う前代未聞の「温泉交渉」だという。一体これは…。

 

 シーズン終了後の10月23日、韓国に帰国した呉昇桓は来季の去就について「そこに関しては自分が気にすることではない。エージェントがやってくれること」と言葉を濁した。今季は41セーブをマークし、2年連続で最優秀救援投手のタイトルを獲得。阪神は来季も「絶対に必要な戦力」(球団首脳)として全力で残留交渉を行っているが、メジャー志向も強いと言われるだけに交渉の行方はまだ不透明だ。

 

 阪神サイドは同じ韓国出身の李大浩(ソフトバンク)が3日にメジャー挑戦を表明したことで「あの会見を見て呉昇桓まで“自分もメジャー”という気持ちが強くなったらたまらない」(球団首脳)と日増しに危機感を募らせているが、そんな中、守護神残留のための秘策として浮上しているのが「温泉交渉プラン」だった。

 

 実は呉昇桓がオフの間、温泉を目的に極秘来日する情報を球団はすでにキャッチ。親しい関係者は「スンファンは日本の温泉が大好き。去年のオフも温泉めぐりをしていた。今年もするのは間違いない」と明かす。そこである球団関係者は「スンファンを温泉に誘い、温泉に入ってリラックスすれば、普段以上に心を開き、意思疎通もうまく図れるかもしれない。一緒に風呂に入って背中を流し合えば心が通じ合うもの。状況次第では坂井オーナーを呼ぶのもいい。チームのことを誰よりも考えている方だから、文字通り“一肌脱いで”くれるかも…」。ホンマかいな、の“湯けむり作戦”だ。

 

 気になる場所も「甲子園に近い有馬温泉あたりに招待してはどうか。温泉好きだから断ることはないはず」(別の関係者)と発案。もちろん、呉昇桓の代理人との交渉も継続させるが、大事なのは本人の意思。まずは裸の付き合いで“懐柔”していこうとの算段だ。

 

 元阪神の藤川球児投手(35)の獲得が濃厚となっているが、呉昇桓の存在抜きに来季の阪神は語れない。

 

 この“必死のパッチ”ぶりが虎守護神の心を残留へと動かせるか、見ものだ。