これぞ鉄人イズム!金本監督まさかの筋トレでチーム引っ張る

2015年11月02日 16時00分

金本新監督(右)は走塁練習で熱血指導をした

 阪神・金本知憲新監督(47)が1日、高知県安芸市で秋季キャンプをスタートさせた。多くの観客がスタンドに詰め掛ける中、新指揮官は熱血指導から球拾いまで精力的に動き回ったが、舞台裏では練習終了後に“まさかの行動”を取ってチームの士気を高めていたという。

 

 キャンプ初日から“金本フィーバー”が吹き荒れた。2000人もの観客がスタンドに集結。昨年の初日の観客はたったの50人だっただけにその人気ぶりはハンパではなく、設置された出店の売り上げも昨年の約3倍に膨れ上がった。

 

 金本監督も大ハッスルで打撃練習では陽川、江越らに熱血指導。居残り特打後には球拾いまで参加した。充実のキャンプ初日を終えた指揮官は「(選手より)ボクの方が疲れた」と苦笑い。さらに「打撃の意識を変えたい。変えないと勝てないと分かったので。くどいくらい言い続けます。(打撃練習で)ちょっと(力を)抜いたら怒ってるからね。『代わりに俺が打つぞ』って言ってる」。キャンプ前に「俺は嫌われるから!」と宣言した通りの厳しい態度で指導していることを明かした。

 

 そんな中、舞台裏では新指揮官のある「行動」にチーム内から絶賛の声が上がった。居残り練習後、報道陣の対応も済ませた後のこと。新指揮官は1人、なぜか室内練習場のウエートトレーニング室に直行。そこで若手に交じり、何と現役時代も顔負けのアームカールなど本格的なトレーニングを始めたのだ。

 

 これには周囲は異口同音に仰天だ。ある関係者が「引退後もトレーニングを欠かさないと聞いていたが、監督になってまだキャンプ地でやるとは…」と驚けば、別の関係者も「監督は口だけじゃない。姿勢でも選手を引っ張っている。さすがは鉄人だ」「これを見せられたら、選手も練習に熱が入る。(引退した)監督がトレーニングしているのに、選手が手を抜くなんてできるわけがないから」…。

 

 キャンプ初日からいきなりのウエートトレで、またまたチーム内の評価を上げた金本監督。口だけでなく、体も動かす姿勢まで見せたとあってはナインもサボるわけにはいかないだろう。現役引退から3年。いまだ色あせない“鉄人イズム”でさらにチームをけん引していってくれそうだ。