ソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)が30日、11月8日に開幕する「世界野球WBSCプレミア12」の出場に意欲を燃やした。9月に死球を受けて負傷した左ヒザ脛骨(けいこつ)骨挫傷の痛みはあるが「大丈夫です」と話した。ただ、日本シリーズの5試合では打率1割5分8厘(19打数3安打)、0本塁打、2打点。明らかに痛みの影響があり「それこそ練習から思いっきり動いてアドレナリンを出さないと、痛くて出られないくらいらしい」(チーム関係者)との声まで出ていた。

 この日は帰福後に「検査はさせます」(新井チーフトレーナー)。市内の病院で検査を行ったという。周囲からは「動きを見ても相当痛みがある。今の状態で出ても厳しい」(球団関係者)との声もある。小久保ジャパンに欠かせないピースでもあるだけに心配だ。