今季限りで現役を引退した西武・西口文也氏(43)の来季からの立場が28日、発表された。

 球団によると西口氏は球団本部編成部に所属し台湾、中国、オーストラリア、日本の独立リーグなどを視察し、それぞれの練習方法などを勉強するとともに、要望があれば実際に指導を行うなど、本人の視野を広める活動を行う。

 渡辺シニアディレクター(SD)、潮崎ヘッドコーチらと同様、将来の指導者やフロント入りを見越してそのイロハを一から勉強するようだ。

 西口氏は「このような仕事をいただいて大変ありがたく思います。いろいろなところの野球を間近に見られ、経験できることは自分の財産にもなるので、しっかりと勉強したいと思います。一生懸命頑張ります」と球団を通じてコメントを発表した。