阪神次期監督問題長期化に複数OBが“岡田でええやないか”

2015年10月09日 06時00分

阪神OBの間で支持されている岡田氏

 次期監督候補の大物OB・金本知憲氏(47)との交渉が組閣などを巡って、こう着状態の阪神。チームがレギュラーシーズン3位で10日からのクライマックスシリーズ(CS)に進出したことで、さらに長期化必至だ。そんな中、このグダグダ感に業を煮やしたOBの間から、同じ後任候補の一人である2005年優勝監督の岡田彰布氏(57)を推す声が強まっているという。

 

 近日中にも金本氏と第2回交渉を行う阪神。1日の初交渉を極秘で行ったため、目下、様々な臆測情報が飛び交っている中、金本氏と親しい関係者は「契約年数、組閣について議論を交わしている最中。金本本人は『悩みに悩み抜いている』と言っていた。場合によっては決裂する可能性もある」と予断を許さない状況下にあることを強調した。

 

 チームがCSに進出したことでさらに長期化は必至。短期間で「金本新監督」誕生をもくろんでいた球団サイドとしては今後の新体制作りが遅れる「誤算」となったが、そんなグダグダ感に不満の声を上げだしたのが“金本不支持派”のOBの面々。「もし条件面などでも折り合わず、本当に監督になることが不安なら球団も要請をやめた方がいい。再登板に意欲がある岡田に監督を頼めばいいんだ」と同じ後任候補の岡田氏を推す声が出ているのだ。

 

 また別のOBはこう声を大にした。「指導者経験のない金本が週刊誌で“火中の栗を拾う”とか“引き受ければ貧乏くじ”とか本当に話しているなら寂しいこと。そこを立て直すぞ、という強い気持ちが最初からないと阪神監督はしんどいのではないか。金本に期待するOBの間でも『コーチや二軍監督をやってからがベター』と言われている。坂井オーナーが金本にご熱心で、岡田とはあまりそりが合わないのは知っているが、まずは岡田がつなぎの監督をやって、その間に金本をコーチにさせて、その後監督で、でいいんじゃないか」

 

 球団は現在、岡田氏という「保険」を持ちつつも金本氏の招聘に全力投球する気でいる。ナインも金本氏に「監督になってほしい」と熱望しているが、その一方でOBの間から強まりだした岡田氏を推す声。いずれにせよ、次期監督問題の早い決着が待たれる阪神だ。