落合GMと谷繁監督の確執に巻き込まれた中日ドラ1・野村の嘆き

2015年10月07日 10時00分

今季の野村は一軍3試合に登板して0勝0敗、防御率10・13
今季の野村は一軍3試合に登板して0勝0敗、防御率10・13

 中日で谷繁元信監督兼捕手(44)と落合博満GM(61)の確執が明らかとなっているが、そのことで思わぬ余波が出ている。

 2人が不仲となった原因の一つとされているのが、落合GMがここ2年で効果的な戦力補強をほとんどしなかったことにある。特にやり玉となっているのが昨秋のドラフトでの失敗だ。大学、社会人、四国ILplusから即戦力として9人の選手を獲得したが、そのほとんどの選手が今季、一軍で活躍することができなかった。

 なかでも1位の野村亮介投手(22)を落合GMが独断で指名したことには大きな批判が集まっている。「当時、スカウト陣が一番評価していたのは日本ハムに入団した有原。野村は社会人3年目で伸びてはいましたが、スカウトの中では1位とまでの評価ではなかった。その評価は他球団のスカウトも同じ。でも落合GM1人が野村を推して決定してしまった」(球団関係者)。今季はDeNAの山崎康、巨人の高木勇など他球団のルーキーが活躍を見せているだけに、野村指名は落合GMの“失策”と言われている。

 そんな状況にいたたまれない状況なのが野村本人だ。「『あいつは1位の器じゃない』とか『何で野村を獲ったんだ』とかそういう話は本人にも聞こえてくる。それはやっぱりつらいですよね。もともと、ドラフト前は本人だってまさか1位で指名されるなんて思ってなかった。最近では親しい関係者に『1位なんかで入って来なければよかった』と漏らしているそうです」(チーム関係者)

 2人の確執に期せずして巻き込まれる形となってしまった野村。ただただ同情するしかない。

 

ピックアップ