【オハイオ州クリーブランド4日(日本時間5日)発】レッドソックスはインディアンスとの今季最終戦に1―3で敗れた。78勝84敗でア・リーグ東地区最下位だった。

 右手首骨折のため故障者リスト(DL)に入ったまま今季終了を迎えた上原浩治投手(40)は試合前、ブルペン捕手を相手におよそ11分間のキャッチボールを行った。距離は前日と同様でおよそ40メートルまで延ばし、最後の2分間はバッテリー間でやや強めに投げた。

 上原はDL入りで今季を終えたことについて「つらいって思ったことはないが、面白くないですね。試合に出てナンボの世界ですから、試合に出られないとストレスもたまるので」と明かした。今季は離脱するまで43試合に登板して2勝4敗25セーブ、防御率2・23。「別に悪くもなく、特別いいわけでもなく。ケガさえなければ普通の成績では終われたと思う」と振り返った。

 チームは早々とオフに突入するが上原は1週間後くらいから「走り込みに重点を置いた自主トレ、リハビリを始める」という。