和田監督の後任有力 金本氏が悩める胸中告白

2015年09月29日 06時00分

テレビ解説のため、マツダスタジアム入りした金本氏
テレビ解説のため、マツダスタジアム入りした金本氏

 大失速の阪神は27日の広島戦(マツダ)に2―5で敗戦。139試合目にしてリーグ優勝の可能性が完全消滅した。3位でのクライマックスシリーズ進出に望みを託すしかなくなったが、球団は今季限りで退任する和田豊監督(53)の後任人事に本格的に着手。そんな中、有力候補の一人、大物OBの金本知憲氏(47)が悩める胸中を…。

 風雲急を告げてきた虎の次期監督問題。球団では近日中にも総帥・坂井オーナー、南球団社長が会談し、今後は水面下での「新監督」を含む新体制作りに本格着手していく。その中で目下、有力後任候補に浮上しているのが“世界の鉄人”こと、大物OBの金本氏だが、実際にオファーがあった場合、どうするのか。

 金本氏は、まず球団からのオファーについては「何も聞いてない」としながらも「指導者はいずれいつか、どこかで…という思いはある。けど、今、阪神の監督、となると自分ではクエスチョンという感じ。家族も娘も反対してる。大変やろ」と悩める胸中を口にした。さらに昨年オフ、阪神から入閣要請されたことも明かし「何を頼まれたかは言えないけど、こっちとしては、今の仕事も面白い。まだ自由でいたいと言った。ユニホームを着たかったら去年から着てるよ」とも。

 これだけの発言を聞くと「監督に関心なし」に思えるが、一方で金本氏は「阪神には今も恩義を感じているのも事実や」と話しており、額面通りには受け取れない。金本氏と親交の厚い大物OBは「和田の次は金本だ。本人もその気だ」と語っており、未確認情報ながら、金本氏は同じ広島OBで評論家の西山秀二氏(48)に「監督になったら手伝ってほしい」などと“要請”した、との話もある。ある在京球団の幹部も「阪神は次に金本で、と考えている」と話すが…。

 阪神球団内からも「2003年にFAでウチに来てくれて星野監督とともに阪神のチーム体質を変えてくれたのが金本さん。今度は監督としてまたチームに変革をもたらせてくれたらいい」「今の鳥谷ら主力組も金本なら文句はない。厳しい練習でのし上がってきた男だから、伸び切れない若手に対しても、いい監督になるのでは」など歓迎の声が多い金本氏。契約年数など条件面でクリアしなければならない問題もありそうだが、その動向から目が離せない。

 

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