野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスは10日、公式サイトで藤川球児投手(35)との契約が終了し、16日に最終登板することを発表した。
 
 同球団は公式サイトのニュースで「藤川球児選手 9月16日最終登板予定のお知らせ」とし、16日午後6時から高知球場で行われる徳島インディゴソックス戦に藤川が登板することを告知。さらに「藤川球児選手との契約は、今シーズンの最終戦をもって契約が終了いたしますので、この試合が最後の登板となる予定です」と伝えた。
 
 一方、藤川もこの日、自身のブログを更新し「僕の試合登板も次の試合が最後になります。16日に高知市営球場で18時開始予定です!」と報告。そして「高知での3ヶ月弱の期間、妻と子供達との夏休みも満喫させて頂きましたし、美味しい料理も沢山頂きました。野球をしながら、こんな良い時間を過ごせるなんて思っていませんでしたが、本当に幸せな時間をありがとうございました!」と感謝の気持ちをつづり「そんな思いも含めて最後の試合も全力で頑張ります」と最終登板への決意を語った。
 
 さらに「間違いなく高知ファイティングドッグスでは最後の試合登板になりますので、野球少年少女を連れて見に来て下さい!」とファンに呼びかけた。
 
 藤川は今年5月に米大リーグのレンジャーズを自由契約となり、出身地・高知からの再起を目指して独立リーグの高知ファイティングドッグスに入団。これまで6試合に登板し2勝1敗、防御率0・82。7日の香川戦では、阪神時代も含めてプロ入り初の完封勝利で2勝目を挙げた。