右手首骨折のため今季中の復帰を見送ったレッドソックスの上原浩治投手(40)が、ランニングなどで精力的に体を動かしている。1日(日本時間2日)も投手陣のキャッチボールを横目に、右翼と中堅の外野フェンス沿いのダッシュをひたすら繰り返した。負傷から3週間以上が経過し、右手の筋力は相当落ちているはずだが「オフに入ってからのトレーニングで、なんとでもできるやろうし、マイナスに考えることはない」と前向きに捉えている。

 締め付け具合を調整できる新たなギプスを前日から装着し、次の段階に入った。キャッチボール再開のめどについては「シーズン中にできるか、できないか」と明言しなかった。レッドソックスのレギュラーシーズン最終戦は10月4日(同5日)の敵地でのインディアンス戦。上原は来季を見据えてできることを「コツコツ」続ける。