西武・中村剛也内野手(32)が1日のソフトバンク戦(西武プリンス)で、パ・リーグ打撃2冠を独走する36号2ランを放ち打点を115に伸ばした。

 1―0の3回一死一塁の第2打席、ソフトバンク先発・寺原の初球142キロストレートをとらえ、左中間席に2試合連発となる36号2ランを叩き込んだ。

 28本で追走するソフトバンク・李大浩、松田の目の前でその差を8本に広げる貫禄の一発。「真っすぐです。打てて良かったです」という中村は、もうひとつ独走態勢にある打点も115に積み上げ、自己ベストの122打点(2009年)の更新も時間の問題だ。

 興味の対象は1985年に落合博満(ロッテ)がマークした、パ・リーグ記録146打点に、残り21試合でどれだけ迫れるかとなってきた。