清原家と清宮家の間に“知られざる因縁”…東京北砂の“幻のメンバー”だった清原長男

2015年08月26日 06時00分

代表デビュー戦は4打数ノーヒットに終わった清宮
代表デビュー戦は4打数ノーヒットに終わった清宮

 夏の甲子園を沸かせた早実(西東京)の怪物スラッガー・清宮幸太郎内野手(1年)。その出身チームとして知られ、現在リトルリーグ世界一に挑んでいる東京北砂リトルリーグの「幻のメンバー」に、元プロ野球選手で評論家の清原和博氏(48)の長男がいたことが分かった。これまで清原氏は清宮の野球センスを絶賛するとともに、自身の息子について「清宮君にも負けていない」と語るなど、ライバル心をあらわにしているが、清原家と清宮家の間には“知られざる因縁”があった――。

 清宮が東京北砂でリトルリーグ世界一に輝いたのが2012年夏のこと。米国では「和製ベーブ・ルース」と呼ばれ、日本国内でも大きな話題となった。あれから3年。東京北砂は現在、米国で21日(日本時間22日)に開幕した第69回リトルリーグ世界選手権に日本代表として出場し、3年ぶりの世界一に挑んでいる。そのメンバーの中には清宮の弟・福太郎(6年)が含まれており、23日(同24日)に行われたメキシコ戦で代打本塁打を放ったことでも大いに注目されている。

 だが、そこにはもう一人「幻のメンバー」がいたはずだった。それが清原氏の長男(中1)だという。

「実は昨年の12月ごろ、清原の息子が東京北砂リトルの体験練習に参加しているんです。もし、そのまま入っていたら、今ごろは大きな話題を集めていたかもしれません」(リトル関係者)

 清原氏の長男は小学校6年生まで都内の強豪軟式野球チームの主軸として活躍。6年の12月で軟式野球チームでの活動を終えると、さらに上のステージを目指すため、中学1年で“卒業”となる硬式のリトルリーグに活躍の場を求めたようだ。

 また、実は清原氏の長男と清宮の弟・福太郎は同じ軟式野球チームのチームメートだった。そして福太郎は昨年、軟式からリトルに“転向”した経緯がある。清宮兄弟同様、清原氏の長男も、世界を舞台に飛躍しようとしたわけだ。

 体験練習には清原氏の前妻・亜希さんが長男を連れてやってきたが、その情報を聞きつけた清原氏も当日のグラウンドに駆けつけたという。

 だが、結果的に清原氏の長男は東京北砂には入らなかった。もちろん実力不足というわけではない。というより清原氏の長男は、体験練習で特大の一発をかっ飛ばし、清原氏を大喜びさせた。しかし…。

「どうも奥さん(亜希さん)が、東京北砂で野球をやることに反対したらしい。目立つところで野球をやると、父親(清原氏)が見に来やすくなるから…と。今は中学の部活で野球をやっているそうです」(関係者)

 清原氏の2人の子供の親権は、離婚した亜希さんが持っている。できるだけ清原氏を子供たちに会わせたくないということなのか。確かに中学の野球部よりも、シニアやボーイズなど学校外のチームに所属していれば、チームのホームページなどで試合の日程や、練習などの予定を、親権のない父親でも把握しやすい。試合や練習のたびに応援に駆けつけることも可能だろう。なにより息子の野球をしている姿を見ることを楽しみにしている清原氏にとっては…。なんとも悲しい結果になってしまった。

 それでも東京北砂で息子が見せた特大の一発は「清宮超え」を感じさせるには十分すぎる一発だったよう。清原氏は自身の持つ甲子園記録、13本塁打について「清宮君に抜かれるでしょう」と持ち上げているが、その一方では「(息子の才能は)清宮君にも負けていない」と語ってもいる。その裏には、こんな“因縁”もあったのだ。