【ペンシルベニア州ウィリアムズポート発】第69回リトルリーグ世界選手権初日の20日(日本時間21日)は雨天のため、開会式と全4試合が翌日に延期となった。7月の全日本選手権大会を制し、2年連続5度目の出場となる東京北砂リトルが予定していた午後からの練習はキャンセルとなった。選手たちは16チームが集う選手村でゲームをしたり、翌日の対戦相手の映像を見るなどして過ごした。

 大事な初戦の相手はアジア・パシフィック大会を制した台湾・台北のチーム。台湾といえば東京北砂リトルが2007年に出場した世界選手権で延長10回の死闘の末、木内準祥君(現国学院大)のサヨナラ本塁打で辛くも勝ちを収めている。

 試合開始は21日午後7時(同22日午前8時)の予定で、レッドソックスなどで活躍したノマー・ガルシアパーラ氏解説のもと米スポーツ専門局ESPNewsで全米に中継される。