巨人―阪神戦(19日、東京ドーム)の試合前、メジャーで303勝を挙げた伝説的左腕ランディ・ジョンソン氏(51)と、メジャー通算2591安打を放ったルイス・ゴンザレス氏(47)が始球式を行った。

 2人は巨人のユニホームを着用。ダイヤモンド・バックスの永久欠番「51」を背負ったジョンソン氏が、現役時代さながらのダイナミックなフォームで打者・鳥谷のインハイへズバッと直球を投げ込む。スーパースター2人の登場に観客から大歓声が沸き起こった。

 ジョンソン氏は「2000年の日米野球の際はたくさん投げたけど、始球式は初めて。とてもエキサイティングな体験だった」と大興奮。同じくダイヤモンドバックスの永久欠番「20」で捕手役を務めたゴンザレス氏は「トリタニに日本語で『デッドボールニ、キヲツケテ』と言ったんだ。彼は笑っていたね」と打席での交流を披露した。

 両氏はイベント前に、原監督と談笑。マシソン、ポレダ、マイコラスら巨人助っ人陣の表敬も受けた。