第97回全国高校野球選手権大会・準決勝第2試合(19日、甲子園)は、東海大相模(神奈川)が関東一(東東京)に10―3と圧勝し、準優勝した2010年以来5年ぶりの決勝進出を決めた。

 東海大相模は初回、先頭からの3連打で2点を奪うと、4番・豊田が左翼席へ2点本塁打を放ち、一気に4点を奪う。2回にも1点を加えて試合の主導権を握ると、中盤にも加点して大量リードを奪った。

 プロ注目の左腕・小笠原は8回から登板し、2回4安打2失点だった。

 こちらもプロ注目、関東一のオコエは7回二死の第4打席で左前打を放ったものの、1、2打席目で連続空振り三振を喫するなど5打数1安打とふるわなかった。

 東海大相模は70年以来、45年ぶりの夏優勝を目指し、20日の決勝で仙台育英(宮城)と激突する。