背信メッセンジャー「中4~5日登板」の特権ハク奪も

2015年08月19日 16時00分

3回に3失点し、ベンチに戻るメッセンジャー

<巨人8-1阪神(18日)>阪神は大事な初戦を中5日登板のランディ・メッセンジャー(34)に託したが、これが大きく裏目。押し出し四球を与えるなど今季最短の3回1/3、5失点でKOされ、10敗目(7勝)を喫した。3連戦の初戦を任されながら今季最短KOされたメッセンジャーは「今日は先発として長い回を投げれなかったから悔しい。でも、いい意味で忘れない」と話した。和田監督は「慎重というか制球が悪すぎたな。球自体は悪くはなかった。でも、引きずる試合ではない。また明日切り替えていく」と背信投球の助っ人右腕をかばったが、チーム内からは「メッセ批判」が一気に噴出した。

 

「まだ本当の勝負は先とはいえ、大事な巨人戦でまたずっこけ。何億も年俸(推定2億5000万円)をもらっている選手なら今、勝たないとアカン。去年も(9月9日の巨人戦で黒星と)大事なところでそうだった。(シーズン)序盤にダメだった巨人・マイコラスのここへきての頑張りを見習ってほしい」「メッセ本人の中4、5日登板希望から投げさせているのに…。その間隔で投げたいなら勝って自分の価値を高めないといけない…」。

 

 さらには「コーチ陣も安易にメッセに頼りすぎではないか」(フロント幹部)との声も。メッセンジャーは7月15日の広島戦から中4、5日登板を繰り返してこの日で7試合になるが、結果は2勝4敗(1試合は勝敗関係なし)と黒星が先行している。首脳陣からは「登板間隔が短いとブルペンでの投球練習も満足にできなくなる。その辺の問題はあるかも」「中6日に戻すのもいいかもしれない」と“メッセ特権”でもあった中4、5日登板を再検討する動きも出ている。

 

 このところ鳴りを潜めていた審判の判定へのイライラぶりも、この日は見せたメッセンジャー。また春先の問題児に逆戻りなら目も当てられない。