清宮2戦連発呼んだ“2人の恋人”

2015年08月18日 16時00分

4回の富田の本塁打にガッツポーズで喜ぶ清宮

【ズームアップ甲子園】清宮のバットがまたも火を噴いた。第97回全国高校野球選手権大会(甲子園)第12日(17日)の第1試合で早実(西東京)が九州国際大付(福岡)に8―1で快勝。スタンドを大きく沸かせたのは、4回に2試合連続アーチを放ったスーパー1年生・清宮幸太郎内野手だ。戦後、同大会で1年生での2本塁打は1983年のPL学園・桑田真澄氏以来、2人目の快挙だ。そんな16歳の怪物に“2人の恋人”の存在が明らかになった。

 

 清宮の豪快弾にスタンドが大きくどよめいた。2―0の4回先頭の第2打席。相手先発・野木(3年)の投じた130キロの初球ストレートをバットの真芯でとらえた。弾丸ライナーは低い軌道で右翼席へ――。2試合連発となるソロ弾だ。7回の第4打席でも左中間フェンス直撃の二塁打を放つなど4打数2安打1打点。今大会4試合での成績は打率5割、2本塁打、8打点。1年夏での2本塁打は清原(PL学園)、松井(星稜)、中田(大阪桐蔭)を超え、桑田(PL学園)以来、2人目。2戦連発は初だ。8打点も桑田に並んだ。

 

 そんな16歳の怪物を陰で支えているのが“2人の恋人”だ。まず1人目がエンゼルスで4番を務め、今季も前日の時点で31本塁打放っているアルバート・プホルス内野手(35)だ。メジャーデビューした2001年から10年連続で3割、30本塁打、100打点以上をマーク。通算2630安打、551本塁打、1670打点。現役最強打者とも呼ばれるスーパースターを清宮は尊敬しているという。

 

 チーム関係者は、こう説明する。「プホルスとのツーショット写真を後生大事にケータイの中に保存して持っているんですよ。(東京北砂のメンバーとして参加した12年の)リトルリーグ・ワールドシリーズで渡米した際、プホルスと会う機会に恵まれて一緒に写真を撮ってもらうチャンスがあったらしいです。清宮は自分たちにうれしそうに見せてくれますよ。チームならば『ドジャースのファン』と言っていましたが、選手としてはプホルスに憧れている。間違いなく今大会もプホルスの打法を参考にしていると思います」

 

 もう1人は人気歌手・西野カナ(26)だ。「清宮は『彼女の顔が好き』というほど西野カナにゾッコン。何でも(早実)中等部時代に校内の文化祭があった時、学校側に『お願いだから西野カナの曲をかけてくれ』と懇願したこともあったらしいです。基本的に清宮は洋楽派なのですが、邦楽ジャンルで唯一聴いているのが西野カナの曲。自分の筆箱に西野カナのラバーバンド・ストラップを巻き付けていることからも、彼のハマりっぷりが分かるはず。ちなみにそれを知ったウチの応援団も『甲子園では西野カナの曲を清宮の応援歌にしてもいい』と言っているぐらいです」(別の関係者)

 

 甲子園でも成長を続ける怪物・清宮。その裏には“2人の恋人”効果もある!?