大谷はなぜ西武プリンスドームを苦手とするのか

2015年08月11日 14時10分

西武プリンスドームが苦手な大谷

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が11日の西武戦(西武プリンス)で自己最多の12勝目を目指す。

 西武プリンスドームはプロ3年目の大谷がここまで計3試合(20回)で18安打10失点(自責9)、防御率4・05と苦手とする鬼門だ。

 後半戦最初の登板となった7月24日の西武戦では主砲・中村剛也内野手(31)に通算300号ソロ、プロ野球タイ記録となる同15本目の満塁弾を立て続けに被弾し、勝ちはしたものの6回7安打5失点とヘロヘロだった。西武戦通算8戦負けなしの6勝という相性の良さとは裏腹に、同ドームでの投球の質自体は高くない。

 考えられる要因は「自然環境共生型ドーム」の特別な暑さだ。登板3試合の全てが7、8月に集中している大谷にとっても昼間の熱気がドーム内にこもり、空気の流れがない西武プリンスドーム独特の酷暑は過酷なようだ。

 前回登板時の感想を大谷は「(今季初登板で)最初は難しい部分もあった。調子自体もよくなかった」と核心をぼかしたものの、首脳陣は「ここの暑さは特別。投げるピッチャーのコンディショニングは難しい」(厚沢投手コーチ)というように、サウナ状態の夏場はどの投手にとっても体調管理が難しい。

 そんな環境下で、満塁弾のプロ野球記録を更新したばかりの中村をどう封じるのか。見逃せない。