日ハム選手「このチームにいる幸せ感じる」

2012年09月30日 12時00分

 首位・日本ハムが西武を4―2で下し連勝。優勝マジック「2」が点灯した。

 

 ベテラン、中堅、若手が何の遠慮もなく融合し、ただチームの勝利だけを目指す理想的球団。どのチームも目指していることだが、実際の環境は各チームでまるで違う。そこには選手起用の全権を持つ首脳陣による好き嫌いや、派閥等の主観が介在するだけでなく、無能なフロントによる人事が選手のヤル気をそいでいたりすることもある。

 

 しかし、日本ハムは違う。選手の育成方針や情報のすべてを数値化して管理。フロントに多くの権限を集中して成果を上げる独自のシステムによってチームを一体化させ、見事な常勝軍団を作り上げている。

 

 ある選手が「この時期に他球団のゴタゴタを見ていると、このチームにいる幸せを感じる」と語っているのは心からの実感だろう。

 

 試合に出るためには結果が全てに優先され、首脳陣にコビを売る必要も顔色をうかがうことも意味を成さないからだ。栗山監督が「オレは何もしていない。ただ心から勝ちたいと思っている選手がやりやすい環境を作っているだけ」という言葉は、この球団のシステムが正しく機能している証明でもある。