澤村伸び悩みの原因は川口コーチ

2012年09月30日 18時00分

 巨人・澤村拓一(24)が、またしても背信投球だ。26日の広島戦(マツダ)で4日以来の一軍先発マウンドに立ったが、エルドレッドに2打席連発を許すなど10安打4失点で7回途中KO。10敗目を喫した右腕はCSでの先発枠から外される可能性が高まった。同時に育成役を務める川口和久投手総合コーチ(53)への風当たりも、一段と厳しさを増している。

 

 22日ぶりの一軍復帰登板でも、マイナスイメージを払拭できなかった。澤村は序盤こそ直球の勢いで抑え込んだが、イニングを重ねていくごとに失速。1点リードされて迎えた7回一死二塁で前田智に中越えの適時二塁打を許すと、二死二塁からエルドレッドに2打席連続となる2ランを浴びた。

 

 狙い打たれたのは、いずれも直球。変化球でストライクが取れなくなると直球に頼らざるを得なくなり、打ち込まれる悪いパターンは「二軍落ちする前と何も変わっていない」(秦バッテリーコーチ)。澤村は「変化球でカウントを取れていたし、投げたいボールも投げられた」と強がったものの、4失点では話にならない。CS先発の可能性について問われた原監督も「現時点ではどうでしょうかね。まだランク入りしてないかも」と厳しい言葉だ。

 

 2年目右腕が迷走している要因は一体何なのか? チーム内からは育成役・川口投手総合コーチの“放任姿勢”に疑問の声が上がっている。

「澤村に直接モノを言わない川口さんの求心力が低下している。かわいいからなのか、それとも言いづらいのか…。首脳陣の中にも『直接本人に伝えているのか』と首をかしげる人もいる。澤村の素材が一流なのは明らかなだけに、成長が見られなければ、今度は川口さんの立場が危うくなる」(チーム関係者)

 

 確かに川口コーチは澤村について報道陣の前でこそ「変化球の精度を上げるには投げ込みしかない」「ウエートなんていらないんだから」などと苦言を呈しているが、しっかり本人と向き合っているかは甚だ疑問だ。実際に、川口コーチ自身が「それ(澤村に対する苦言や注文)はメディアを通して伝えている」と頼りない言葉を口にしているほど。澤村が成長しきれないのは、本人だけでなく指導する側にも問題がありそうだ。

 

澤村CS先発も中継ぎもダメ

虎ナイン怒らせた「澤村ポルシェ暴走」

岡島KY渡米!CSより米永住権

雄星背信投球で西武ガケッ縁