西武のドラフト1位ルーキー・高橋光成投手(18)が9日のオリックス戦(京セラ)にプロ2度目の先発登板。5回3分の1を投げ、5四球を与えたものの、1安打無失点で初勝利を挙げた。

 牧田の配置転換による緊急デビューとなった2日のソフトバンク戦(西武プリンス)では、4回途中5安打4失点(自責3)KO。しかし、この日は冷静な投球が光った。

 初回こそ2四球とけん制悪送球で二死一、三塁とピンチを招くも無失点でしのぐと、2回以降は最速149キロのストレートとフォークを軸に、6回途中まで1安打無失点に封じ、勝利投手の権利を持って2番手以降につないだ。

 結局、高橋光は中村の31号満塁弾など9点の援護に守られプロ2戦目で初勝利。「初勝利ということですごくうれしいです。前回は負けてしまったので、しっかり最少失点で抑えられるように投げました。(味方打線に)いっぱい打っていただいたんで安心して見ていました。(中村の満塁弾は)すごいホームランでした。(ウイニングボールは)両親にあげたいと思います」と初のお立ち台で、初々しくヒーローインタビューに答えていた。