<巨人5-3ヤクルト(4日)>4日のヤクルト戦(福島)に先発し6回1失点の好投で、菅野に並ぶチームトップの8勝目(3敗)を挙げたマイコラス。体感温度は40度になろうかという暑さと湿気、さらには低く軟らかいマウンドと“悪条件”が揃ったが「中盤になると(序盤にあった)キレがなくなっていったけど、うまく抑えられた」と涼しい顔で語った。

 これで6月20日の中日戦(東京ドーム)以降、負けなしの6連勝となったが、注目はそのうちの3勝を慣れない地方球場(静岡、松山、福島)で挙げている点だ。これにもマイコラスは「(悪条件を)強みにすることはできないけど、慣れることができた。地方球場(での好成績)はたまたま。今は状態がいいので、一定の結果が出ているということ」と頼もしい。原監督も「地方もしっかり順応してくれる。見事ですね」と語るなど、助っ人右腕への信頼度は高まる一方だ。