ハム引き分けも「栗山野球」浸透

2012年09月26日 12時00分

 日本ハムは25日、ロッテと対戦した。試合前、栗山英樹監督(51)は「残り9試合は連戦の感覚はない。一つ一つだね。相手を見ながらではなく、オレにとってはいくつ勝てるかだけ。選手を信じてやっているだけだし、一生懸命やっている選手を勝たせてやりたい」と語っていた。

 

 そんな指揮官の思いに応えるように、ナインは初回に西武戦3連敗阻止の立役者・中田の今季69打点目となる適時打二塁打でまず先制。「内角の真っすぐに対してしっかりポイントを前に置いて振れました」(中田)とホームの大歓声にガッツポーズだ。同点に追いつかれた直後の3回には故障離脱の田中に代わって出場した2年目の若武者・西川、ベテラン・稲葉の適時打で一気に2点を勝ち越した。「打ったのはカットボール。積極的に打ちに行っていい結果が出た」と西川が言えば、稲葉は「何とかもう1点欲しいところで追加点が取れてよかった」と安堵した。

 

 ここまではまさに持ち前の全員野球で、ホームの期待に応えた。ところが3―2で迎えた8回に4番手・石井がホワイトセルに9号ソロを浴び同点とされ、結局試合は延長10回、3-3の引き分けに終わった。これで2位・西武との差は1ゲーム。やはり3年ぶりの覇権奪回は一筋縄ではいかない。厳しい試合を乗り越えて、最後は必ずペナントをつかみとる。