故藤井投手がつけた「鷹の15」継承期待される若手とは

2015年08月01日 16時00分

 ソフトバンクが31日の西武戦(西武プリンス)に4―2で勝ち、貯金を今季最多の28とした。

 

 目下、首位をばく進中のチームにはこの日、新戦力が加わった。育成の釜元豪外野手(21)が支配下選手登録。ウエスタントップの14盗塁の俊足が持ち味で、工藤監督も期待を寄せる21歳だ。

 

 背番号は、昨年まで中村晃が背負った「60」。昨季のパ最多安打選手の番号だけに、球団では「出世番号」という認識があるが、15、33、52、60の空き番から選ばれた。

 

 その空き番には、そろそろ…と期待されている“ワケあり”の番号がある。

 

「藤井の15を北方が付けるってなったらいいよなぁ」とは、ある球団関係者。鷹の15番は「炎の中継ぎ」として知られ、がんのため31歳の若さでこの世を去った故藤井将雄投手が背負った番号だ。

 

 昨季限りでDeNAを戦力外となり、今季ソフトバンクに育成選手として加入した北方悠誠投手(21)は、藤井さんと同じ佐賀・唐津商の出身。北方の父・伸一さんは藤井さんの中学時代のチームメートで、後援会事務局長を務めていた。その縁で幼少時から藤井さんとも交流があり、ドラフト指名後には藤井さんの墓前にプロ入りを報告した。

 

 今、北方は三軍で奮闘中の身だ。背番号15がホークスでどれほど大事な番号であるかは、チームに関わるすべての人が理解している。北方の成長が期待されている。

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