中日6連敗に追い打ち 竜戦士の「心と体の支え」離脱

2015年07月30日 16時00分

降板した雄大(左)と話す谷繁監督

 中日は泥沼の6連敗で、借金は谷繁政権ワーストの「13」となった。首位からは8ゲーム差で自力優勝も消滅。谷繁監督は「それは数字でのことだから、勝っていけば消える。打開策? それは選手個人がやるべきことをやっていくしかない」と話したが、ムードは重苦しい。

 

 そんなチームに追い打ちをかける出来事もあった。宮前岳巳(たけみ)コンディショニングトレーニングコーチ(46)が27日、プライベートでの運動中に右アキレス腱を断裂し、治療のため離脱したことだ。「宮前さんがいなくなるのは痛いですよ」と、ある選手は真っ青な顔で話す。

 

 宮前コーチは大体大出身で、啓光学園ラグビー部トレーナー、三菱ふそう川崎硬式野球部トレーナーを経て2004年、中日に入団。落合、高木、谷繁と3政権を通してコーチを務めており、それこそ、竜戦士のすべてを知り尽くしたスペシャリストだ。

 

 だからこそナインは「長年にわたって自分たちの体を見てくれて、選手はいろいろとお世話になっていますからね」「選手の相談にも乗ってくれる人。(不在は)残念です」「小笠原さんも試合前のルーティンにしているメディシンボールのキャッチボール相手に宮前さんを指名している。ウチには欠かせない人なんです」などと大ショックを受けているわけだ。

 

 チーム関係者も「アキレス腱断裂だから復帰までに1~2か月はかかる可能性もあるし、最悪シーズン中は無理かもしれない」と頭を抱える。まさに、踏んだり蹴ったりの中日だ。